この曲があったから今もロックを聞いている!
ロックを詳しく知らなくても、おそらく誰もが一度は聞いたことがあるバンド名で、聴いたことがある曲もあるはず。
それくらい人気が高いUKロックの雄、それがオアシス(Oasis)だ。
世界中のロックファンも、そして当時高校生だった私自身をも虜にしたオアシスの、デビューアルバム「Definitely Maybe」を紹介したい。
オアシスが再結成!その影響の強さとは?
オアシスを取り上げた理由は、好きなバンド、偉大なバンドという理由からだけじゃない。
それはつい先日、8月27日にオフィシャルから正式に再結成が発表されたから。
8月26日、突然オアシスの公式X(旧Twitter)やInstagramに匂わせ投稿が現れてからノエル、リアムもそれぞれSNSを更新。
そして翌日には正式に再結成が発表されたという、いかにもお騒がせ兄弟&バンドらしい突然の発表に、Xでは世界中で"oasis"、日本でも「オアシス再結成」「#oasis2025」などのワードがトレンド入りするほどの騒ぎになった。
さらには2025年に英国とアイルランドで再結成ライブを開催することを明かし、チケットは8月31日(英国時間午前9時)に販売開始され英国内のチケットセンターでは暴動が起きるほどの状況になっている。
このエピソードがいかにオアシスというバンドが世界に影響を与える存在なのかを物語っているかわかるエピソードに感じる(日本のyahooニュースでも頻繁に取り上げられている)。
Supersonicで走った"雷の衝撃"
少し話がそれたので本題に戻って、オアシス、そして「Definitely Maybe」について掘り下げたい。
オアシスとの出会いは高校生1年生の時。当時のクラスメイトであり部活仲間と音楽の話になった。
当時自分の周りで流行っていたのは邦楽ばかり。GLAYやラルクアンシエルの全盛期で、SPEEDやモーニング娘。などのアイドルも盛り上がっていて、自分自身も洋楽に興味はあったがのめり込むほど熱意はなかった。
初めて聞いたのは「Supersonic」だった。イントロはドラムとギターのストリングスのノイズから入って惹きつけた後に、リアムの伸びのある歌声に"雷に打たれた衝撃"を受けた。まさにShock of the Lightningだった。これが言いたかっただけ。
とにかく強烈な印象。メロディからサビに移る大きな転調はないけど、歌声の抑揚は耳に残る不思議な感覚。
「とにかくカッコいい!」がロックへの入り口になった
早速帰りに当時地元の駅前にあったレンタルビデオ店(懐かしい!!)に行ってこのアルバムの他、そこに置いてあったオアシスのアルバムを全部借りて帰った。
今となってはいい思い出だなぁ。音楽に対する熱量は今も衰えてないと思うけど、この頃みたいに夢中になってアルバムを聴きこむってことはなくなった気がする…。
とか、しんみりする話はどうでもよくて、とにかく「カッコよかった」オアシスがこのあとUKやUS、年代も問わないでロック沼にハマっていく入り口になった。